本コースについて:
世界で最も厳しいと言われるEUのGDPRの施行を契機に、世界中でユーザーのプライバシーを尊重した個人データに関する議論の機運が高まってきています。
日本も例外ではなく、3年毎に改訂される日本の個人情報保護法もGDPRやCCPAを参考にした論点が複数組み込まれています。
個人データを扱う企業はというと、より一層の個人情報保護法のコンプライアンス対策を求められており、それらを怠りセキュリティなどのインシデントが発生した場合には大きな社会的な信頼を失う事態にも発展しかねません。
一方、消費者の行動にも大きな変化が見られます。モノ消費欲求が減ったと言われる若い世代では、機能性や利便性を追い求めるのではなく、そのサービスや商品が持つ倫理やファッションなどの付加価値を重視する傾向にあります。
本コースはGDPRの具体的な中身には触れずに、GDPRができた背景やコンセプト、ユーザデータを扱う上でのプライバシー保護の考え方などを学べます。
コースの対象受講者:
ニュースや新聞でよく見るGDPRについての理解を深めたい人
専門家ではないがある程度のGDPRの知識をつけたい人
日本個人情報保護法について学びたい人
プライバシーを経営戦略に組み込みたい人
プライバシーがデザインに組み込まれたサービスや商品を開発したい人
免責:コース内で一部法的な内容に関する説明、言及がありますが、講師は弁護士資格を有していないため法的なアドバイスではなく、講師の意見及び公開されている情報の整理としてご理解頂けると幸いです。
Privacy by Design Labは受講者の方のプライバシーに配慮して動画を提供しています:
弊団体では受講者様のプライバシーを第一に考え、プライバシーステートメント、プライバシーポリシーを準備しています。コースの受講前にサイトから弊団体のプライバシーへの考え方を一度ご確認頂けると幸いです。
Privacy by Design Labの紹介とコンテンツ作成の目的:
Privacy by Design Labは「だれもが当事者として安心してプライバシーを大切にできる社会」をビジョンに掲げ、「プライバシーを考える組織が増える仕組みを作り、より透明性の高い社会の実現する」をミッションとして活動している一般社団法人です。Udemyの教育プログラムを通じて、プライバシーを攻めの戦略として取り組む組織や個人が増えていくことを目的にコンテンツの作成を行っています。