このコースでは、アルディーノ(Arduino)というマイコンボード使って、簡単な電子工作を学びます。
このコースの特長は、電子部品の配線をなくしたことです。
電子工作を学ぶ上で、電子部品の配線は、間違えることがあるし、作業に手間がかかっていました。
配線の煩わしさのため、電子工作の学習中に、中断したままの人がいるかもしれません。
このコースでは、ブレッドボードやジャンパー線は使いません。
アルディーノのプログラムはダウンロードできます。
まずは、プログラムを実行して、電子部品を動かしてみて、楽しんでください。
電子部品はGrove(グローブ)のキットを使います。
「アルディーノUNOと、Arduino Sensor Kitの組み合わせ」、
または、
「Grove Beginner Kit for Arduino」です。
電子部品モジュールが一枚基板のため、配線作業は一切ありません。
配線は、パソコンと接続するためのUSBケーブルが1本だけです。
このコースでは、これらのキットにある10個すべての電子部品モジュールを動かします。
LEDモジュール ・・・デジタル出力でLEDを光らせます
押しボタンスイッチモジュール ・・・デジタル入力でスイッチのON/OFF状態を読み取ります
ポテンショメータ(回転角度センサ)モジュール ・・・ポテンショメータ(可変抵抗器)のつまみの角度を読み取ります
ブザーモジュール・・・圧電スピーカーで音を鳴らします
光センサモジュール ・・・光センサで光の明るさを調べます
音センサモジュール・・・音の強さをを調べます
OLEDディスプレイモジュール・・・OLEDディスプレイに英数字を表示します
温湿度センサモジュール ・・・温湿度センサで温度と湿度を測ります
気圧センサモジュール ・・・気圧センサで温度、気圧、高度を測ります
加速度センサモジュール ・・・加速度センサでX軸方向の加速度、Y軸方向の加速度、Z軸方向の加速度、を測ります
このコースでは、これだけの電子部品モジュールを動かします。
最後に、このコース制作時は、アルディーノのソフトウェア開発環境「アルディーノIDE」のバージョンは1.8でしたが、最新のバージョン2.0に対応できるよう追加で説明しています。