プログラミングは初学者の9割が挫折すると言われています。
なぜでしょうか?
それは、「仕組みがわからないままプログラミング言語を習得しようとするから」ではないかと考えました。
もちろん、仕組みはいずれ理解できる時が来るかもしれません。
しかし、全く何もわからない状態でプログラミング言語に取り組むのと、仕組みがわかってからプログラミング言語に取り組むのでは、雲泥の差になるのではないか。と常日頃思っていました。
私は25年以上の開発経験の中で未経験者や、初学者に教えることも多くありました。その際、どのように伝えたらしっかりと理解してくれるようになるのか。を考えながら伝えています。
その経験から、プログラミングスクールを開設し、現在も教室にて多数の生徒を教えています。
もちろん、プログラミング言語にすぐに取り組みたい気持ちはわかります。しかし、言語は開発環境や、その他周辺の技術など覚えることがたくさんあります。
右も左もわからない、そんな状態でしっかりとした学びが得られるでしょうか。
せめて、「プログラムの基礎の基礎」だけでも知っていたら、きっと言語習得時の挫折率を大幅に減らせるのではないか。その想いで、日々生徒にプログラミングを教えています。
社会人の受講者も増えてきたのですが、どうしても教室だと、時間の制限があります。
ここにもジレンマが生まれました。社会人のキャリアチェンジやキャリアアップにも対応できないか。そんな思いで自分の空いた時間を利用して勉強できるように動画に取り組みました。
この講座では、かなりしつこく練習を重ねます。プログラミングの習得には、インプットだけではなく、アウトプットが必須だと感じているからです。何度も何度も繰り返すことで、しっかりと身につく。そう信じていますので、練習問題をたくさんご用意いたしました。
また、説明も視点を変えながら何度も説明している部分があります。
しつこいなぁと思われるかもしれませんが、不要な場合は飛ばしていただいても結構です。
ただ、「しっかりと理解する」ためには必要だと思い、色々な説明をしています。
教室で教えているように伝えているつもりではありますが、やはりリアルタイムではないために、伝わりにくいところもあるかとは思います。
もし、受講していただき気になるところがあればご指摘いただければ幸いです。
この講座では、ブロックのプログラミングを通じて、プログラムの制御のいくつかを練習します。
この制御や使い方については、どの言語でもほぼ同じようなロジックとなっています。つまり、今後どのようなプログラミング言語の習得を行うときでも、すべての言語において、この講座で学んだことが基礎となります。
また、プログラムで使用する言葉などにも少しではありますが、触れています。
よくプログラミング言語を教える時に「カタカナ、英語ばっかり言われて全然わからん。」と言われることがありますが、そのひとつひとつについて、できる範囲で説明することにしております。
そうすることで、今後の言語習得時に、「あぁ、このことか」「〇〇ね。はいはい」としっかりと頭に入ってくることでしょう。
せっかくプログラミングに興味を持っていただいたからには、しっかりと理解していただきたいと、たくさんのアウトプットをご用意いたしました。受講していただいた皆さんには、プログラミングの基礎の基礎を身につけていただき、さらなる飛躍の礎となることを期待しております。
基礎の基礎にしては、かなり長くなりますが、それだけインプットもアウトプットも多いと考えてください。
もっと細かく説明したいのですが、あまりにも長くなってしまうので(これでも)掻い摘んだ動画になっていますが、必要なことはお伝えしてしております。
ぜひ、一緒にプログラミングの第一歩を踏み出していきましょう。
そして、受講していただいた皆さんの今後の人生がより良いものとなりますようにと願っております。