例えば「Udemyでオンラインコースを販売する方法」というネタを思いついたとします。この1つのネタ(ソース)を複数のユース(使い道)で再利用しようというのが本コースの趣旨です。
でも、よく考えてください。あなたはブロガーであり、YouTuberであり、Udemyの講師でもあるわけです。わざわざ自分の肩書きを縛る必要もなく、堂々とプロフィールに「ブロガー、YouTuber、ときどきUdemyの講師」と書けば良いのです。そして1つのネタソースを3つのWebサービスに公開すればいい。
実際にYouTubeはSEOに強いので、特に最近の若い方は動画で情報を得る傾向があるので、同じネタで同じタイトルでアップロードしたのであれば、ブログよりも上位表示されるのは間違いありません。そもそも「Udemyでオンラインコースを販売する方法」というノウハウ系は動画で見た方がわかりやすいですよね。
もっと驚くべきことは、Udemyも実はGoogleの検索エンジンにものすごく強いのです。かつて「WordPress 使い方」というビッグなキーワードで無料コースを公開したことがあります。ブログ記事の場合、同じこと、同じ内容を説明しているにも関わらず、公開して1ヶ月経っても100位圏外です。でもUdemyの無料コースは、公開されたその日に4ページ目(37位でした)に掲載されていたんです。それから徐々に順位を上げていったのは言うまでもありません。
もちろんブログ記事をおろそかにしてはいけません。所詮、YouTubeもUdemyも他社メディアであり、自分のものではありません。運営者の気分次第でアカウントが廃止されるかもしれないし、規約が厳しくなり思うように商用利用できなくなるかもしれません。でもブログは Owned (自分で所有している)メディアです。確かにアクセス数の多いYouTubeやUdemyに比べると、検索エンジンからブログ記事へのアクセス流入は小さいでしょう。それでも自由度高く、あなたの好きなように見込み客をコントロールできるブログは魅力的です。
どのWebサービスにも長所・短所があるからこそ、ネタの公開先を分散させて、安定的にそして継続的にアクセスを、あなたのビジネスに流し続けた方がいいのです。少なくとも僕はそう思うし、実際にそれを実行して(1ソース、3ユース)、満足のいく仕事の受注量を維持しています。