C言語の構造体と共用体、メモリまで意識して使っていますか?
C言語でデータ構造を作る時は必ずと言っていいほど構造体や共用体を使います。
これはつまり、C言語を使うのであれば構造体や共用体の利用は避けられないということです。
そんな超重要文法の構造体や共用体ですが、中でどのようなメモリ管理がされているかご存じでしょうか?
もしこの答えがNOであるならば、このコースはきっとあなたの役に立ちます。
■構造体、共用体はポインタと並ぶ超重要文法!
C言語で重要な文法といえばポインタですが、構造体や共用体はそれと並んで重要な文法です。
ポインタは難易度が高いため詳しく説明することも多いですが、構造体はどちらかというとわかり易い文法なのでC言語の本などでもサラッと説明されがちです。
ただ、そんな構造体や共用体も知らないとバグを起こしやすい注意点やメモリ効率を良くするようなテクニックもあります。
このコースでは、難易度が低いが故に軽視されがちな構造体を、メモリの使い方などを含めて詳しく解説していきます。
■新しく学べることがそんなにあるのか…?
構造体や共用体はそんなに難しい内容ではないため、実際にコースの半分くらいは知っている内容かもしれません。
ただ、このコースは構造体、共用体のメモリ配置も踏まえて説明をしているので、本でサラッと勉強をしただけであれば、きっと新しい学びもあると思います。
加えて、
・アライメント
・エンディアン
・ビットフィールド
このコースではこれらについても解説をしています。
これらについては、本ではあまり触れられることがない内容だと思います。
これらの用語を聞いて何のことかイメージが湧かないのであれば、このコースはあなたのお役に立てると思います。
このコースは
・新しい内容を学習する
・すでに知っている内容をさらに深く復習する
この2つを併せたコースになっています。
■ 最後に
C言語を自由に使うためには構造体や共用体の知識は必須です。
このコースを受講して、ぜひ構造体や共用体の内部の動きまで意識したプログラミングができるようになってください!
■ お願い
※無料レクチャーで「Visual Studio 2022のインストール」を受講できます。購入後、Visual Studio が動かないというトラブルを防止するためにも、事前に動作確認後、受講をしていただくようお願いします。
■ コース内容
セクション1:コースの紹介
・Visual Studio 2022 のインストール
・コースの受講で得られる未来
・コースの全体像
・講師紹介
セクション2:構造体、共用体の基礎
・はじめに
・新規プロジェクトの作成
・構造体と共用体の定義方法
・構造体、共用体とは
・メンバー変数に値を入れる
・演習問題・その1
・演習問題・その2
・構造体の初期化
・複雑な形の構造体の初期化
・構造体ポインタの取り方
・ポインタ経由でメンバー変数にアクセスする
・演習問題・その3
・構造体のtypedef
・構造体のtypedefの注意点
・演習問題・その4
・関数で構造体を使う・引数
・関数で構造体を使う・戻り値
・構造体の配列
・まとめ
・セクションのまとめ・理解度チェック(全9問)
セクション3:構造体と共用体の注意点
・はじめに
・アライメント
・アライメントが入る時の注意点
・アライメントと共用体
・エンディアン
・エンディアン・補足説明
・二進数とビット
・ビットフィールド
・ビットフィールドの使い方
・ビットフィールドを使う時の注意点
・ビットフィールドを使う時の注意点・続き
・演習問題・その5
・まとめ
・セクションのまとめ・理解度チェック(全5問)
セクション4:構造体と共用体の利用例
・はじめに
・フラグ
・データ管理の種類
・FIFO
・FIFO・続き
・LIFO
・自己参照構造体
・線形リスト
・線形リストのサンプル
・線形リストのサンプル・続き
・継承もどき
・シーケンス制御
・ポインタのポインタを避ける方法
・ポインタのポインタを避ける方法・続き
・共用体とENUMを使ったデータ管理
セクション5:終わりに
・終わりのあいさつ