このコースはUdemyの現役講師である石崎力也が、実演を通して公開予定のレクチャーを編集してゆきます。3パターンの動画編集をカムタジアスタジオ(Camtasia Studio 3)で行いました。
ソフトウェアの解説画面(顔出しなし)
スクリーンキャスト&Webカメラ(顔出しあり)
スクリーンキャスト(顔出しなし)
どのレクチャータイプも米国Udemy講師が使っているものばかりです。あなたの教える講義タイプにマッチしているレクチャーを探ってみてください。さてあなたがこのコースで学べることをまとめました。
#01 -ユーデミー講師として継続的にレクチャーを出していく場合、カムタジアの操作方法と編集方法、そして撮影方法に精通していく必要があります。これはあくまでも僕が見つけた方法なので、もっと良いやり方があったら教えてください。僕の場合は撮影時に失敗した部分で意図的に空白を入れてオーディオの波形を見ながら編集をします。
#02 -Camtasia 3にアップデートされてから操作感がずっと軽くなりました。しかもインジケーターの左右に緑と赤のタブみたいなのがついている。これまではコマンド+Tでクリップをカットしながら編集していたものは、新Camtasiaではタブを左右にちょちょちょと動かすだけで良くなった。体感的に1.2〜1.3倍ほど編集スピードが上がったような気がする。
#03 -Camtasiaでカット編集している時にたまたま発見しました。トリミング(コマンド+T)の後にスティッチ(結合)すると自動的にズームエフェクト or ズームインエフェクトが加わります。これ便利な技ですわ。
#04 -例えばノイズが多い部分や、咳き込んでいる部分などカットするまでもないけど、音だけは消したいということがあるかもしれません。僕の場合であれば5分の尺でだいたい1回か2回ほどそういう機会があります。今回はカット編集とミュートの合わせ技です。
#05 -Camtasiaのスクリーンキャストで画面を録画していると、操作方法の時にスピーカーが黙り込んでしまうときがあります。作業に集中しているからですね!そのクリップ、お客さんからすると見ているのが辛い。「なんか喋ってよ」って思うはず。さてUdemy講師として黙り込んだ作業風景を長く見せるのは良くないです。どうしよう・・・はい、スピードを倍速(僕は5倍)にすればOKです。クリップスピードを変えるエフェクトがあります。その操作方法を教えています。
#06 -いきなり画面が変わるとインストラクションについていくのが難しい。だからゆっくりとフェードイン&フェードアウトのトランジションを加えて画面を切り替える。その方法を説明します。
#07 -一部をズームインしたい時や、あるいはズームアウトしたいときがあります。もちろんCamtasiaには拡大&縮小のエフェクトがあります。具体的にどんな場面で使えば良いのかも解説しました。
#08 -MacもWindowsも基本的な操作方法は同じです。カムタジアを使ってスクリーンキャスト画面に文字を加えてゆきましょう。頻繁に文字が登場すると煩わしいですが、必要な場面で文字を挿入するとUdemy受講生が理解するのを手助けするはずです。
#09 -キーボードを叩いている時にどんなショートカットを使っているかユーデミーの受講生に見せたいときがあるはずです。そんな時はこれ。キーストローク・エフェクトを使いましょう。このキーストロークの機能はスクリーンフローやカムタジアのような有料ソフトにしか存在しなかったはず・・・。
#10 -ユーデミーに有料で公開しても恥ずかしくないようなコンテンツが完成したとします。よし書き出そう・・・。オススメのフォーマットは .mp4 で1920*1080pの大きさで書き出す。
#11 -いろんな講義方法があるけど、このスクリーンキャスト&Webカメラのレクチャー形式は結構よくみかけますね。この形式の利点は何と言っても講師の顔が見える点でしょう。講師の顔を撮影している割には編集に時間がかかりません。Keynoteやパワーポイントで資料を作る時にブレット(文字)を右か左の片一方に寄せておき動画をポンと横におけるようにしておくと編集が楽になります。
#12 -ここからは実演です。カムタジアを使ってユーデミー講師の石崎が具体的にどうやって編集しているかを解説付きでレクチャーします。まずは無音部分を基準にしてトリミング作業を行なっていきましょう。
#13 -この動画は札幌で撮りました。慣れない環境で撮影したのでオーディオでちょい失敗しました。いつもより波形がずっと大きい。こりゃ大変だ。ということで、波形を小さく(音量を小さく)するためにカムタジアを操作してゆきます。
#14 -スクリーンキャスト形式の動画に顔を挿入する場合は、どこに顔を位置させるかで悩みますね。一旦ポジションが決まれば、XYZの位置と、スケールの数字を記録しておきましょう。次回以降の操作がぐっと楽になります。
#15 -カムタジアには画面を消す方法が2つあります。1つはカット編集してクリップそのものを削除する方法。もう一つはオパシティ(不透明ど)の数字を変えて「音だけは残し」画面を消す方法です。今回は不透明度を操作して画面を見えなくする方法についてレクチャーして見ました。
#16 -マックのキーボードでは「ね」と「る」のキー。あるいは「<」と「>」のキー。ここを叩けば1フレーム単位で作業することができます。ユーデミーの講義はたった一つということはなく、何十・何百と作り込んでいく必要があります。しかし良コンテンツの生産が講師にとっての最優先課題だから1フレームでも気をぬくことなく作ることが必要です。
#17 -エンディング部分はレコーディング終了時に入り込んでしまう操作音(コマンド+オプション+2を叩く音)を消すだけでOKですね。
#18 -石崎が実際にUdemyのレクチャーを作るプロセスをデモンストレーションしています。カムタジアの操作方法には手順があり、型があります。もちろんそのフォーマットは講師一人一人に最適化されたものです。