【ものづくり革新・改善シリーズ】会社の数字を見るための企業会計

企業会計、決算書、原価計算など基本知識を理解し、企業会計による経営改善、会計指標によるビジネスの見える化によるビジネスプロセスの適切管理など企業会計活用力を高める方法を学びます。<構成:知識『基本編』・測る『理解度テスト』・演習『実践編』>

Ratings 4.74 / 5.00
【ものづくり革新・改善シリーズ】会社の数字を見るための企業会計

What You Will Learn!

  • 企業会計の基礎知識と実践のための手法とノウハウを学びます。
  • 企業活動におけるお金の種類と性質を正しく理解する基礎知識を学びます。
  • ビジネス課題の洗い出しに役立つ企業会計の知識と手法を学びます。
  • 会計基準に準拠し、正確な集計と計算を行うための手法を学びます。
  • 経営の状態を表す決算書や貸借対照表、損益計算書などの読み方を学びます。
  • 企業会計による経営改善(収益性・成長性・生産性・安定性)のポイントを学びます。
  • 会計指標から読み取るビジネスプロセスごとの競争力の評価視点を学びます。
  • 企業会計のデータの信頼性を高める実際原価計算のノウハウを学びます。

Description

企業会計とは、会社の中で行われているモノの売り買い、生産、消費など経済活動の損益データを収集・分析して利害関係者に報告することです。利害関係者は、その報告から判断したり、行動を開始したりします。適切な判断や行動開始ができるように会計報告は、正確性スピードが求められます。
会社の中のすべての活動は、お金という単位に置き換えて評価することで、その状態や問題を正確に捉えることができ、適切性を評価することができます。

このコースでは、企業会計の基礎となるお金の基礎について解説し、会計のフレームワークの決算書・原価計算の仕組み、経営改善など企業会計の活用力を高めるノウハウを習得します。


【この講座で学ぶこと(セクション構成)】

■Section1 企業会計のお金の基礎

お金は会社の中の活動を見るバロメーターとなり、様々な性質のお金があります。価値を表したものもあれば、約束を表したもの、将来の予定を表したものなどがあり、お金が何を表しているのか、企業活動におけるお金の種類と性質を正しく理解することが企業会計の出発点になります。
ここでは、企業活動を表す単位としてのお金の種類、主な経済活動の掛け取引、売上原価、製造原価、売上と経費、減価償却などにおけるお金の意味と性質について学ぶことができます。

■Section2 ビジネスサイクルとお金の流れ

モノやサービスとお金が交換されることで、ビジネスは成り立ちます。ビジネスの流れとお金の流れがうまく噛み合わなければ、ビジネスを円滑にまわすことはできません。ビジネスサイクルに応じたお金の種類と流れを理解することで、ビジネス課題の洗い出し役立つ企業会計を行うことができるようになります。
ここでは、価値のモノサシとしてのお金とビジネスサイクルとお金の流れを解説し、ビジネスサイクルを適切にまわすツールとしてのお金の種類と取扱い方について学ぶことができます。

■Section3 企業会計の基礎

企業会計は、株主、税務当局、経営者など様々な利害関係者へ報告を行うものです。その報告から、様々な人や組織が判断したり、行動を開始したりします。起業会計の集計や計算方法がバラバラであったり、不正確なものであったりすると、利害関係者は、正しい判断や行動ができません。
ここでは、企業会計に求められる法規制などの会計基準に準拠し、正確な集計と計算を行うための企業会計の決まり事や計算方法について学ぶことができます。

■Section4 企業会計による経営の見える化

企業会計は、まずは、会社経営に役立つものでなければなりません。企業会計は会社の健康状態を表し、健全で、強靭な経営ができているか評価できるようにすることが求められます。損益を通じて会社の稼ぐ力を、貸借を通じて資金の運用力を評価し、キャッシュフローを通じて、ビジネスとお金の流れに滞りがないかを見ます。
ここでは、経営の状態を表す決算書や貸借対照表のしくみと見方、損益計算書やキャッシュフロー計算書のしくみと見るポイントを学ぶことができます。

■Section5 企業会計による経営改善

企業会計によって、経営状態を見える化したら、競争力ある会社とするための経営上の課題を明確にし、改革・改善へとつなげることが求められます。経営の安定性、投資の適切性と将来への投資余力、人的資源及び設備の生産性の高さなどを分析して、競争力を高める改革・改善へと導きます。
ここでは、企業会計に基づいて収益性・成長性・生産性・安定性の経営改善の体系を解説し、資本回転率・経常利益率・労働生産性・設備生産性などの分析指標の見方と改善ポイントを学ぶことができます。

■Section6 企業会計によるビジネスの見える化

ビジネスの一連プロセスのすべて担っている会社もありますが、販売会社、開発会社、製造会社、保守サービス会社というように特定のビジネスプロセスに注力している会社も多くあります。それぞれのビジネスプロセスに求められる専門性の高さや独自性を評価する上でも企業会計は役立ちます。会計指標を見ることで、そのビジネスプロセスにおける競争力を評価し、改善につなげることで、さらに競争優位性を高めることができます。
ここでは、会計指標から読み取るビジネスプロセスごとの競争力の評価視点とポイントを学ぶことができます。

■Section7 原価計算の仕組み

企業会計の必須のスキルといえるものが原価計算です。原価を正しく理解し、扱うことができなければ、企業会計のデータの信頼性が失われてしまいます。
原価には、いろいろな種類のものがあり、その性質も様々です。その異なる原価を、その特性に応じた集計や計算をしなければ、正確な企業会計はできません。
ここでは、原価計算の位置づけとねらい、原価計算の種類、費目別原価計算、部門別原価計算、製品別原価計算について事例を交えて実際の計算方法について学ぶことができます。


【講師について】

  • 200以上のコンサルティングプロジェクトと3万人以上の人材育成実績のあるコンサルソーシングの代表取締役・経営コンサルタントの松井順一が様々な業種・職種における改善実績から培ったノウハウを紹介します。

  • なお本シリーズは、講座を企画開発したコンサルタントの講師に代わり、講座の進行・解説はレクチャロイド『YUI』がナビゲートします。


【本シリーズ・コースの特徴】

  • ものづくり革新・改善シリーズ』とは、「目的の見える化」「課題設定力」「実行力」を高め、業務遂行力の向上に役立つカリキュラムです。製造業・メーカーで用いられるトヨタ生産方式、5S・見える化などの実績ある管理・改善手法を組み込み、製造現場はもちろん、営業・開発・管理間接・サービスなどオフィス業務にも役立つ内容です。

  • 知識を得るための『基本編』、定着度を測る『理解度テスト』、演習で学ぶ『実践編』が基本構成です。(『実践編』のないコースもあります)

  • コースを最後まで受講した際は、全体の理解度をチェックする『確認テスト』もご活用ください。

  • ダウンロードできる実践帳票などのツールも用意していますので、職場での実践・改善にお役立てください。

  • 複数の領域に関わるテーマの場合、同じセクションが掲載されているコースもあります。予めご了承ください。

Who Should Attend!

  • 経営における企業会計を活かしたい経営者・上級管理者の方
  • 次代の経営者候補・上級管理者候補の方
  • ビジネスのおける企業会計を学びたい管理者・リーダー・管理者候補の方
  • 営業・購買・生産管理・運用管理のスタッフの方

TAKE THIS COURSE

Tags

Subscribers

5

Lectures

15

TAKE THIS COURSE