AIの深層学習(ディープラーニング)や量子コンピュータなど最先端技術の基礎になる強力な数学理論があります。それが「線形代数(せんけいだいすう)」です。言葉を聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実は線形代数は小学校の算数でも出てきます。「リンゴとみかんを●●個買ったら××円になりました。それぞれ何個ずつ買ったでしょう?」こんな問題を覚えていないでしょうか?いわゆる鶴亀算(つるかめざん)と呼ばれるタイプの計算問題ですね。中学校ではxとかyなどの文字を使って「連立方程式」として出てきます。面白いことに、こういった簡単な問題を線形代数の視点から見てみると「ベクトル」「行列」「線形空間」などの考え方が自然に出てきます。
本コースは学生のころ数学に苦手意識を持ってしまった方や、本格的に数学を学びたいけどどこから手を付けていいか分からない方にピッタリです。身近で具体的な問題からスタートして、抽象的な線形代数の考え方をスムーズに理解できます。また、このコースは小学校の算数の問題から始まって、一気に高校・大学レベルの線形代数まで駆け上る時間短縮コースです。このコースを受講することで、小・中・高校・大学でバラバラに習う内容が、たった1時間で頭の中で繋がっていくはずです。
あなたも線形代数という考え方を身につけることで、変化の激しい時代についていくための「科学的思考力」を身につけてみませんか?