本講座は、「手を動かして考える!DX戦略とビジネスモデル(グランドデザイン編)」の続編です。
ここでは、デジタルテクノロジーを活用した顧客経験の生成に焦点を当てていきます。
グランドデザイン編が総論(DXの青写真)であるとすれば、顧客経験生成は各論(DX戦略が焦点を当てる領域の1つ)に位置付けられます。
DXとは「デジタルテクノロジーを活用したビジネスモデルを通じて組織を変革し、業績を改善すること」であり、革新、すなわちイノベーションとは「新しい経済価値を創造すること」を意味します。
DXとイノベーションは、デジタル時代において生き残るだけでなく、企業を飛躍的に成長させていくために不可欠な活動であり、成長の推進力でもあります。
本講座は、2つの大きな特徴をもっています。
1つ目は、プロダクト革新編でご紹介したジョブ理論(Jobs To Be Done)を応用した、顧客経験ジャーニー上のジョブ(顧客が成し遂げようとしていることに役立つプロダクトやサービスを選択し、そのプロダクトやサービスから得られる価値を最大限に引き出すためにしなければならないこと)というコンセプトを取り込んでいることです。
また、優れた顧客経験を生成するために必要な4つのタイプの顧客データ、16の代表的な施策とタッチポイントテクノロジーも合わせてご紹介していきます。
2つ目は、グランドデザイン編と同じく、知識の詰め込みだけでなく、実際に手を動かしていただくためのワーク(身近な題材をベースに、顧客の靴を履いて顧客経験ジャーニーを歩く)を取り込んでいることです。また、要所に簡単なエクササイズ(頭の体操)も設定しております。
本講座は、以下のような方に是非ご受講いただければと思います。
デジタルを活用したチャネルやタッチポイントを通じ、優れた顧客経験を提供することによって、業績の向上を実現したい方
顧客との直接的な交流を増やすことによって、顧客とのエンゲージメントを高め、ロイヤルティ顧客を育てたいメーカに従事されているーの方
B2Bまたはサブスクリプション型のビジネスに従事されており、顧客との継続的な関係を確立したいと考えている方
また、
クライアント企業に対してDXに関する提案や支援を行っている、コンサルタント、システムインテグレーター、テクノロジープロバイダーの方
にも、役立つ内容となっています。
本講座の受講に当たり、必須ではありませんが、グランドデザイン編と合わせてご受講いただくことで、よりDXに関する理解と実践に役立つと思います。どちらを先に受講していただいても構いません。
また、グランドデザイン編と同じく、本講座はデジタルテクノロジーの詳細知識を求めている方に向けたものではないため、それに特化した別の講座をご選択いただくか、あるいは本講座と合わせてご受講いただくことをおすすめいたします。
なお、第1章と第2章は、無料でご視聴いただくことができます。
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