皆さんは、誰からも尊敬されるエース社員になりたいですか?
ExcelVBAやPythonなどのプログラムを習得して、もっと多くの業務をこなしたい。Microsoft PowerPlatformを使いこなして、ローコード開発、自動化・時短効果を生み出したい。
いろいろとなりたい自分がいると思います。実はこの「データ構造とアルゴリズム」という講座、それらすべてを学習するうえでの「基盤知識」のひとつです。
極めて地味な講座ですが、これを知らないと何も始まらない。Excelで普段使うSUM関数が、どのような仕組みで計算されているか? なんて考えたこともないですよね。
この、考えたことがある・なしの違いが、それらの新しいアプリケーション、またはプログラミングを扱う上での「差」となっていきます。
こちらの講座は、1日研修で終わるような短いプログラムでまとめました。社会人ならば、避けては通れないこちらの講座、まだ研修を受けられていない方は、ぜひ動画をご視聴いただければ幸いです。
ーーーーー
★ データ構造とアルゴリズムってどんな講座?
最初に、箇条書きでご紹介いたします。
問題解決のための考え方を学ぶ講座です
プログラミングを学習するための必須科目です
Excel講師が教える講座ですが、Excelは今回フローチャートを描くための「図形描画」の内容しか出てきません
本研修では、プログラミング言語「JavaScript」を使って学習します
環境構築が不要なGoogleスプレッドシートの「App Scirpt」を使います
フローチャートという図を描いて、トレース(チェック)も行います
実はプログラミングだけではなく、日々の問題解決力も格段にアップします
毎年行っている新人研修の内容1日分の分量で講座をコンパクトにまとめました
正直いうとちょっと退屈な講座ではありますが、仕事全般の「基礎力」は格段に上がります
この講座は、プログラミングをしない方でもぜひトライしてみてください。アルゴリズムの学習は、すべてにおいて有効です。特に手順書(マニュアル)制作などにも応用ができるので、人を動かすスキルも身に付きます。
ーーーーー
★ この講座との出会い
講師業としてのキャリアにおいて、時には専門外の分野に挑戦することもあります。
私が初めて「データ構造とアルゴリズム」という科目を担当したのは、2020年の春でした。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令された中、慣れないオンライン講座で行った最初の企業研修がこれでした。
その研修では、データ構造とアルゴリズムの内容を「スクラッチ」というソフトを使いました(本研修では使いません)。
オレンジ色をしたネコちゃん(スクラッチキャット)を操作するWebアプリケーションで、パズルのピースを組み立てながら「順次構造・分岐構造・反復構造」を学習します。
私自身はExcel講師なので、Excel VBA には精通していましたが、プログラミングを生業としているわけではないため、これまでに「データ構造とアルゴリズム」という科目を学んだことがありませんでした。
いままで学ぶ機会もなかった、というのが正解かもしれません。「スクラッチ」というWebアプリケーションも、その企業研修で初めて知ったわけです。こういう学問があったのか! と本当に驚きでした。
新入社員に指導しながらの学習したという経緯ではありますが、アルゴリズムの3要素でもある「有限性・決定性・一般性」を主軸とした内容は、私自身がものすごく成長したと実感しております。
この研修をしてから、落ち着いて物事を考えることができる力が身についた。そんな気がしています。
繰り返しになりますが、データ構造とアルゴリズムをまだ受講されていない方は、ぜひ1回は受講してください。自分の伸びしろをさらに拡張してくれる、そんな基礎力アップの講座です。