既存物件の契約、新築物件の完成、おめでとうございます!
これであなたも私の提唱する「誰の都合にも左右されない人生」...時間とお金からの自由に一歩近づきましたね。
ですが、ちょっと待ってくださいね!
きっとあなたは、入居募集に頭を悩ましていると思いますが、建物の保全を先にしておきましょう。
決済日(残代金の支払い・鍵の引き渡し・所有権移転登記をする日/新築物件は保存登記をする日)から、あなたの所有物になります。もし、決済の当日、万が一火事になったり、大地震で建物が損壊したり津波に流されたりしても、既にあなたの所有物ですから売主や建築会社は何も責任を負ってくれません。
ですので、早めに損害保険会社に見積もりを取り、比較検討して、契約しておかなくてはいけません。
とは言え、こんな悩みや相談が多いものです。
何日前までに契約しないといけないのか?
この保険料は高くないか? 保険金額・必要な特約・不要な特約・免責の設定は合っているのか?
必要なときに保険金を払ってもらえるのか? 保険金の不払い問題って聞いたことがあるんだけど?
地震保険に入るべきか? 大地震が来たら、そのときはしょうがないんじゃないのか?
入居者が全員、火災保険に入っているから大家は入らなくてもいいのでは?
誰に相談したらいいのか? 管理会社・仲介会社・知人の代理店・銀行・保険会社の本社?
代理店からの提案が何だか曖昧? 適当? で不安なんだけど?
あなたはどうですか?
決済日が直前だからといって、適当な保険で契約してしまうと...
過剰な補償内容で必要以上に高い保険料を何年も何年も払うことになる
建物に問題が生じたのに、保険の対象にならずに保険金が受け取れない
保険金の不払い問題に対処するのに時間や手間やストレスを抱える
なんてことにあるのは嫌ですよね。
でも、もし適切な補償内容で適切な保険料で契約できたら...
必要なときに必要な保険金がスムーズに受け取れる
災害による建物の損壊を軽微なうちに早めに修繕できる
となりますよね。
そうすると、例えば突然の雨漏りが起きたときに、入居者の家財は入居者の保険で補償されるとはいえ、大家さんの責任として次のような損失を回避できるようになります。
入居者に迷惑料(見舞金)を払う
家賃の減額請求をされる
修繕中に賃貸できないために家賃収入が減る
急いで修繕しないといけないので相見積もりできず割高な工事費を支払う
実は、不動産運用で良くある失敗は、空室や家賃下落などではなく、想定外の大きな支出なのです。
その支出は保険でカバーすべきなのに、十分な補償がなければ意味がありません。
また、過剰な補償で割高な保険料を支払い続けていると、キャッシュフローが貯まりません。
不動産収入を順調に残すためには、適切な火災保険・地震保険に入ることはもちろん、スムーズに支払ってもらうための請求の実務知識も必要となります。
本来、このあたりは保険代理店が担うはずなのです。しかし、ちょっとやそっとの台風などでは、保険代理店も保険会社本体も、お伺い...このあいだの台風で被害はありませんでしたか? こちらで建物調査しましょうか? などと、電話も手紙も来ることはありません。
ぜひ、今回のコースで、適切な保険契約をして、適切な保険料を払い、適切に保険金を受け取って、適切な修繕を行い、しっかりと不動産収入を積み上げ、資産価値を守っていきましょう。
そうして、あなたが本当に手に入れたい未来を、確実に近づけていきましょう!
あなたの受講をお待ちしております。
追伸
持ち家についての解説も追加しました。ご自宅の火災保険の見直しの参考になさってくださいね。