【このコースは誰に向けたものか?】
本コースは、【Hands Onで学ぶ】PyTorchによる深層学習入門を受講して、PyTorchで深層学習を実装できるようになった方を対象に、
深層学習の1つの分野であるGANs(Generative Adversarial Networks)について学んでいく講座です。
GANsとは生成器と識別器という敵対する2つの深層学習のモデルを相互に訓練していくことで、本物そっくりな画像などを生成することができる技術で、深層学習の分野の中でもホットなトピックな為、毎年、多くの論文が投稿されています。
そこで、本講座ではGANsって最近よく聞くから気になっているけど、実際どういうものなのか知りたいという方に向けて、
GANsの理論とPyTorchによる実装の両面からGANsについて理解することができます。
【何が学べる?】
GANsの理論と実装の両面を基礎からしっかり押さえていきます。
GANsの理論の基礎を理解するためにはある程度の数学が必要です。(例えば、統計学や線形代数など)
この為、必要に応じて逐次数学的な解説を加えながら、GANsの理論の基礎を学んでいきます。
また実際にコードを実装する面ではPyTorchという深層学習のフレームワークを使って、GANのモデルをスクラッチから実装を行います。
プログラムを書くことで、実際に手を動かしながらGANsについて理解を深めていきます。
GANsはプログラミングの量が多いのですが、本講座では講師が0から受講生と一緒にコードを書いていくため、
ステップバイステップでGANsの実装が可能です。
GANsの訓練は比較的時間がかかるので、今回、GPUを使用することができる
Google Colabを用いていきます、訓練データや訓練のパラメーターなどはGoogleドライブと連携し、
ドライブの中から読みだすもしくはデータを書きだすため、Google ColabとGoogleドライブとの連携についても学びます。
以下に本講座を受講することで学べることを列挙しました。
・GANsの理解に必要な数学(統計学 / 線形代数)を理解できる
・GANsの理論の基本的な内容を理解できる(アーキテクチャ/訓練プロセス/損失関数など)
・GANsのモデル構築、損失関数、訓練プロセスの一連の流れをPyTorchを用いて実装し、理解できる。
・GANsの代表的なモデル(DCGAN / Wasserstein GAN / Cycle GAN / Self-Attention GANなど)を理解、実装できる。
・Google Colab上でGoogleドライブと連携させながら、GANsを学習させることができる。