コース概要
Javaプログラマを対象に、ユニットテストの基本概念からテストコードの記述方法、拡張機能まで、豊富なハンズオンや演習で学習していきます。当コースでは、特に初心者の方がprintln()関数で都度コードの動きを確認する(出力を手動で見る)のに対し、テストの自動化で品質を高めていく手段を一から学習します。そのためのライブラリがJUnitです。Javaエンジニアの必須スキルといえるでしょう。
講師による丁寧な講義、ハンズオンだけでなく、演習や現場エンジニアによる実践的コラムなどバランスのよいカリキュラムで基本と実務の両面を学習できます。
対象
プログラミングの基本文法
基本文法:if文やメソッドに関する知識
オブジェクト指向の基本理解
上記知識は必須ですが、受講者は初心者の方を想定しております。
※コースはwindows10環境にて解説が行われております。ご了承ください。
ご用意いただく環境
・Eclipse 2019-12版推奨 この他のバージョンだと動画通り動かないことがございます。
windows10, Mac で動作確認済み
カリキュラム
オープニング
0章 補足 テストの基礎(テストが初めての方に)
-ユニットテストとは
-テストのプロセスと分類
-ホワイトボックステスト
-カバレッジ
-演習:テストケースの設計
1章 JUnitの概要
-JUnitとは
-テストクラスとテストメソッド
-アサーション
-演習:例外を送出するメソッドのテスト
2章 JUnitによるさまざまなテストケースの記述
-テストケースの構造化
-カテゴリ化と共通フィクスチャ
-演習:テストケースの構造化と共通化
-事前条件の記述
-パラメータ化テスト
3章 JUnitの活用
-テスタビリティを高めるリファクタリング
-モック/スタブによるテスト
-演習:リファクタリングとモック/スタブ
-データベースのテスト
4章 Mockito
-Mockitoとは
-Mockitoを用いたテストコード
-Mockitoを用いたスタブ操作
-Spyモックオブジェクト
-Mockitoを用いたモック操作
-演習:Mockitoの使用
5章 開発プロセスの改善
-テスト駆動開発
-振舞駆動開発