市役所元職員の講師が、地方自治体内部を知る立場から、面接官が欲しがるポイントに焦点を絞った、「差がつく」市役所・特別区など地方自治体職員採用面接試験対策を伝授します。
面接試験は、学科試験とは違い、皆と同じ正解をより多く出せれば合格できる、というものではありません。逆に、他の受験生と違う、あなただけのメリット・持ち味を面接官にも共有してもらい、ライバルに差をつけないと勝てません。
とはいっても「輝かしい経歴がない」「誇れるアピールポイントもない」「地味な学生生活を送ってきた」「まじめさ・誠実さくらいしか自信がない」・・・こんな方こそ、<一方通行の自己PR>ではなく、採用を判断する面接官側の求める実務の現場で即戦力として活躍を予感させる素質・スキルに意識を集中し、その一点につなげるアピールポイントの練り上げに全精力を注ぐメソッドをお勧めします。
面接官の気持ちを意識した「1分間自己PR」の答え方、答えにくい「あなたの短所」をむしろアピールに変換する方法、今面接官が特に求めている「クレーム対応能力」や「メンタルヘルス」に関する質問への答え方を、「実務で役立つスキル」という観点から、掘り下げ、練り上げ、練習します。
さらに、「あたなはスペシャリスト?ゼネラリスト?」「市民と考えが食い違ったら?」「上司と意見が合わなかったら?」などといった答えにくい質問に関して、面接官に「なるほど」と思わせる答え方を検討していきます。
「市民の役に立つ仕事をしたいという意欲には自信があるけど、面接の場で並み居るライバルに打ち勝つ自信はないなあ」・・・こん な方こそ、採用を判断する面接官側の求める実務の現場で即戦力として活躍を予感させる素質・スキルに意識を集中し、その 一点につなげる実務に即した具体的な志望動機・志望理由の練り上げに全精力を注ぐメソッドをお勧めします。
「なぜ民間企業ではなく公務員?」「なぜ国や県ではなく市役所?」「なぜ他市ではなく当市」といった志望動機・志望理由を質す問いに対し、<セルフ・ディベート>の手法により、面接官のツッコミを予想し、そのツッコミに対する回答を考え、この繰り返しで、ツッコミにも耐えられる独自の志望理由の答え方を掘り下げていきます。
さらに、市役所の代表的な部門の仕事に関して、その概要や魅力、やりがいを具体的に紹介します。あなたはこれから自分が取り組もうとする仕事を具体的にイメージし、やりたい仕事のイメージを具体的にもって、面接の場でやりたい仕事を答えることができるようになります。