2022 年末に公開されて以来、「ChatGPT」は一般にも知られるキーワードとなり、非常に盛り上がっています。
ChatGPT が使っている GPT-3.5 や GPT-4 などのモデルは、「大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)」と呼ばれます。
2023 年現在、LLM 周辺のトピックは日々大きな話題となっています。
そんな中、LLM を使ったアプリケーションを開発するためのツールとして、「LangChain」が注目を集めています。
LLM を使ったアプリケーション開発の基礎を学びたい方は、LangChain で実際にアプリケーションを実装してみるのがおすすめです。
この講座では、LangChain の入門から始めて、実際に LLM(GPT)を使ったアプリケーションを開発していきます。
コース後半では、LangChain を使って、Web アプリケーションと Slack ボットという 2 つのチャットボットを実装します。
これらには「会話履歴を踏まえて応答する機能」や「プライベートな文書を検索して応答する機能」を実装します。
■この講座の 3 つのポイント
内部の動作を意識して LangChain にしっかり入門します
LangChain の基礎で終わらず、Web アプリや Slack ボットを実装します
変化の激しいツールをキャッチアップして使う方法にもふれます
なお、OpenAI の Chat API の Function calling 機能についての解説も追加されています。
Function calling 機能の基本から、LangChain での応用的な使い方まで解説しています。
更新履歴
2023/07/03:エラーの対応として以下のレクチャーを追加
(追記)「Gradio の Hello World」で発生する可能性のあるエラーについて
(追記)エラー「AttributeError: module 'gradio' has no attribute 'ClearButton'」について
(追記)Render での Poetry のバージョンの指定について
2023/07/10:エラーの原因やより適切なコードについて、以下のレクチャーを追加
(追記)Agent の JSONDecodeError について
(追記)Slack から取得した履歴の reversed 処理について
2023/07/11:セクション「(アップデート)OpenAI の Chat API の Function calling 機能について」を追加
2023/07/25:レクチャー「(追記)「Gradio の Hello World」で発生する可能性のあるエラーについて」を更新
2023/09/02:レクチャー「(追記)「Index の実装」で発生する可能性のあるエラーについて」を追加
2023/11/03:以下のセクションを追加
(アップデート)プライベートな文書を検索して回答させる処理の解説資料
(アップデート)LangChain Expression Language (LCEL)
2023/11/22:text-davinci-003の廃止予定に関する更新
レクチャー「(追記)Completions APIで使用可能なモデルについて」を追加
レクチャー「このコースの前半で使用するソースコード」で共有しているGoogle Colabを更新
2023/11/24:レクチャー「(追記)RateLimitError について」を追加
2023/12/15:セクション「(アップデート)OpenAI の Chat API の Function calling 機能について」のGoogle Colabで使用するduckduckgo-searchのバージョンを更新
2024/02/21:レクチャー「(追記)Agent が Vector Store を検索する際に text-davinci-003 を使うことによるエラーについて」を追加
2024/03/18:レクチャー「(追記)LCEL の解説資料」を追加