説明だけの教え方、作業内容の指示、結果の報告をさせていませんか。部下への仕事の教え方、指示管理の仕方一つで、部下は変わります。部下を大きく成長させ、戦力とするためには、管理者が仕事の指示指導力を高め、適切な報連相させる管理力を身に着ける必要があります。
このコースでは、指示指導力を高め、管理力を身に着けるための現場業務における仕事の教え方、正確な仕事のための指示の仕方、仕事の報・連・相のさせ方のポイントを習得します。
【この講座で学ぶこと(セクション構成)】
■Section1 現場仕事の教え方
仕事を教えるということは、決められた手順をできるようにすることではありません。仕事の目的を達成するために、自ら考えて、自立してできるようにすることです。自立することで、応用力や問題解決力が高まり、戦力となる人材に育つのです。
ここでは、部下を自立させ、戦力となる人材に育てるための作業の教え方のステップとステップ毎の作業の教え方のポイントについて学ぶことができます。
■Section2 現場仕事の指示の仕方
仕事の指示をするとき、作業内容で指示していませんか。作業の目的や要件が曖昧な指示は、作業の適切性やイレギュラー発生時の処置の仕方がわからず、作業のミスに気付かず、イレギュラーに対する処置も間違ったりします。いつまでも部下の作業品質や効率は高くなりません。
ここでは、部下の作業品質や効率を高めることのできる作業指示力を高めるための作業指示の項目と指示の仕方のポイント、ぶれない指示の工夫について事例とともに学ぶことができます。
■Section3 仕事の報告のさせ方
報告は、指示したことの状況を把握するために必要不可欠なことですが、部下の報告が要領を得ず、指示したことの状況がわからないということはありませんか。管理者は、部下の仕事を適切に管理するためには、部下の報告の精度と効率を高めるための指導をしなければなりません。
ここでは、部下の報告力を高める指導力を身に着けるための報告に潜むムダの理解、報告させる項目とポイントについて事例とともに学ぶことができます。
■Section4 仕事の連絡のさせ方
連絡は、発信者の判断で、連絡するタイミングや相手、内容が決められてしまいます。不適切な判断で、連絡が漏れたり、遅れたりして、防げたはずのトラブルが発生することもあります。仕事の円滑な変更や調整、トラブル防止のためには、部下が発信者となる連絡が適切に行われるように指導しなければなりません。
ここでは、部下に適切な連絡をさせる指導力を高めるための連絡の開始判断の仕方と連絡相手の選択、連絡項目と手段の適切性などついて事例とともに学ぶことができます。
■Section5 仕事の相談のさせ方
部下は、仕事の問題や悩みを常に抱えています。自分で解決できるうちは問題ありませんが、解決しきれず、どうにもならない状態となってから表面して大きな問題となることがあります。抱えている問題や悩みが小さいうちに相談にのり、解決をサポートできるようにしましょう。
ここでは、問題や悩みを抱えている部下の発信するシグナルをとらえて早期に相談させるファシリテートの仕方から相手に寄り添って相談にのるためのポイントを事例とともに学ぶことができます。
【講師について】
200以上のコンサルティングプロジェクトと3万人以上の人材育成実績のあるコンサルソーシングの代表取締役・経営コンサルタントの松井順一が様々な業種・職種における改善実績から培ったノウハウを紹介します。
なお本シリーズは、講座を企画開発したコンサルタントの講師に代わり、講座の進行・解説はレクチャロイド『YUI』がナビゲートします。
【本シリーズ・コースの特徴】
『ものづくり革新・改善シリーズ』とは、「目的の見える化」「課題設定力」「実行力」を高め、業務遂行力の向上に役立つカリキュラムです。製造業・メーカーで用いられるトヨタ生産方式、5S・見える化などの実績ある管理・改善手法を組み込み、製造現場はもちろん、営業・開発・管理間接・サービスなどオフィス業務にも役立つ内容です。
知識を得るための『基本編』、定着度を測る『理解度テスト』、演習で学ぶ『実践編』が基本構成です。(『実践編』のないコースもあります)
コースを最後まで受講した際は、全体の理解度をチェックする『確認テスト』もご活用ください。
ダウンロードできる実践帳票などのツールも用意していますので、職場での実践・改善にお役立てください。
複数の領域に関わるテーマの場合、同じセクションが掲載されているコースもあります。予めご了承ください。