「今までのお客様が離れていく」
「コロナで今までの営業スタイルができない」
「思うように部下が動かない」
営業には「売る」ための悩みが尽きません。
そこで、「もっと訪問しよう」「アポ電をかけよう」と、
行動の量を増やそうとしたり、
「新しいことを試してみよう!」と、
インサイドセールスやマーケティングオートメーションをとりいれてはみたものの、
売り上げにつながらないこともしばしばあります。
売るためには、動く前に「今の状況を正しく把握」し、
「方向性を決める」ことが大事なのです。
この講座は、営業のチームをひっぱる、
営業リーダー・管理職・責任者が、
営業活動にマーケティングの考え方を取り入れて、
商談の成約率をあげることを目的とします。
以前はよく「うちは営業なので、マーケティングは関係ない」
といった声をよく聞きました。
ただ、この講座でお話しする“営業のマーケティング”とは、
リサーチのような調査や、テレビやSNSを使う広告、
という「やり方」のことではありません。
あなたの顧客を成功に導くために、次の3つをやることを指します。それは、
まずあなたの状況を正しく把握し
正しく戦略を立て
あなたとあなたのチームが目標達成に向けて動ける
このコースでは、あなたが営業する製品やサービスを、
売れるようにする「考え方とやり方」、
すなわち「営業のためのマーケティング」を、
身につけてもらうことをゴールとします。
このコースでは、マーケティングの実務担当者が、
市場を分析して、「何を、誰に、どうやって」買ってもらうのか、
という戦略を立てる方法を営業に応用します。
市場のニーズを探り出し、自社だけが提供できる価値を生みだし、
売り込まなくても売れる仕組みを作ることがマーケティングです。
このステップを使い、営業部門のリーダーが、
顧客のニーズをあぶり出し、あなただけの価値をぶつけ、
値引きや接待に頼らない営業ができるようにしていくのです。
そして、仕組み化することで、
スーパー営業に頼らなくていいチームにしていけるようになるでしょう。
営業は、人が人に向けてする仕事です。
売れるか売れないかは、俗人的になりがちですが、
自主的に「動ける」チームになることこそが、
売り上げや利益の目標を達成するという成果につながるのです。
このコースでは、それぞれのレクチャーを、
考え方(=理論)、事例、とワークの3つで構成しています。
マーケティングや営業で広く使われている理論を学び、
企業でどうやって生かされているのかという事例ではらおちさせ、
「うちの会社に当てはめたらどうなるのか?」、
と考えながらワークシートをやってください。
この繰り返しで、職場で使える営業のマーケティング力を、
身につけてもらいたいのです。
目の前の「売れない問題」を解決することにも役立つし、
あなたの組織の事業計画や、営業計画を作る時にも、
使える中身になっています。
この講座は売れない問題を解決したい営業部のリーダーや、
製造部門や営業部門からマーケティング部門に配属された方、
起業家や、中小企業経営者、
スタートアップ企業のマーケティングや営業担当の方が、
マーケティングの基礎を固め、仕事に使えるように作りました。
また、この講座は営業のリーダー職の方が、
戦略を立てることに焦点をおいているので、
セールストークの改善方法や、アポの取り方などの、
営業手法についての解説はありません。
マーケティングのプロ・上級者向けではありませんので、
難しいマーケティング用語などは出てきません。
事前にマーケティング知識は必要ありませんし、
必要な資格や機材なども必要ありません。
たった1つ必要なことがあるとすれば、
前向きに学ぶ元気さでしょう。
マーケティングを営業に生かして成果を出そう!
という意欲が、いいアイディアを産み、
チームを成果につなげるのです。
このコースで、一緒に学べることを楽しみにしています。
マーケティングアイズ株式会社 代表取締役
元関西学院大学 経営戦略研究科 教授
理央 周(りおう めぐる)
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