あなたは、やらなければいけないことにすぐに取り掛かることができますか?
この質問に「できる」と応えることができる人は、現代では優秀かもしれませんが、古代なら生き残ることはできません。
なぜなら、私たちは「今の瞬間」だけを考えて行動した祖先たちの生き残りだからです。
そんな優秀な遺伝子を持つ私たちですが、進化の途中で生活の仕方が一変しました。
そうです。「理性」が重要な時代になったんです。
理性が乏しい人は村から追い出されて暮らしていけませんから、人間は一生懸命理性を発達させました。
その結果、「今の瞬間が良ければそれでいい」という個体の遺伝子の上に、「今は我慢してでも、先のことを考えなければ」という遺伝子が合わさります。
その結果、バランスの取れた生き残りである、今の私たちがいるのです。
さらに文明の誘惑が先延ばしに拍車をかけます。
つまり、あなたが先延ばしをするのは遺伝子が決めた運命、そして文明病であり、宿命です。
その事実を知らないまま、先延ばしせずに「良い習慣」なるものを手に入れることなどできるでしょうか?
習慣化を勧める人にはこの視点が欠けていることが多いです。
だから根性論や精神論によった方法ばかりになってしまうのです。
このコースでは、その事実を踏まえた上で、実際に私が試して有効だった方法をご紹介しています。
コースの中で、お会いしましょう。