ビジネスの現場においてWordやExcelと並んでよく使われるPDFフォーマット。
頻繁に用いられるこのPDFフォーマットですが、取扱いが非常に厄介な面もあります。
・社内文書フォーマットがPDFで管理されているが、そこに何か情報を追加したい
・文字をコピーしてもWordやExcelに上手く貼り付けが出来ない
・表にいたってはもはや諦めて手入力で内容を転記する
こういった場面に出くわしたことはありませんか?
私が昔勤めていた会社では、PDF形式の書類テンプレートに手書きで必要事項を記入しそれをスキャナーでスキャンし、更にその電子データをメールで総務の人に送るといった非常に面倒な作業をやっていたことがあります。
今は昔に比べてデジタル化が進んでいますが、それでもまだこういった作業をされている現場は少なくないと思います。
もちろん便利な帳票ツールなどを使うことでその労力を減らすことは出来ますが、高機能な帳票ツールを使うためにはそれなりにコストがかかるのも事実です。
PythonにはPDFファイルを取り扱うことが出来る便利なライブラリが豊富に用意されています。
□講座の特徴
この講座ではPythonにおけるPDFファイル操作を行えるライブラリ(ReportLab・wkhtmltopdf / pdfkit・PyPDF2・pdfminer.six・tabula-py)の基本操作をマスターすることにフォーカスした講座です。
Pythonの基礎は学んだが次に何をすれば良いかまだ決まっていない
普段の業務で発生しているPDFファイルのルーチン作業を効率化したい人
市販の帳票ツールは高額である事が多いため、自分でPDF操作可能なツールを開発することに興味がある
自分で作ったPythonプログラムをエンジニアではない他の人や社員に配布して使ってもらいたい人
上記に当てはまる方はこの講座に向いていると思います。
この講座で学ぶ内容を上手く使うことで普段の面倒なPDF操作の作業を少しでも楽に出来るようになり、そして職場の生産性向上につなげていただけると幸いです。