イントロダクション 8:14
ミメーシス概要5:19
ミメーシスシナリオの作り方 6:22
ミメーシス実演 11:06
プロに教わりたい7:34
現在位置 5:47
方向性 7:44
目標とスケジュール5:50
投資概念 8:16
リソースと環境整備6:36
マインドセット8:28
作家の自覚 7:50
シナリオは教わるものではない10:09
モチベーション 8:44
映画100本見倒し計画9:29
モチーフ 7:25
作者は主役になれるのか7:30
オズボーンのチェックリスト 7:07
ミメーシス完了と修正 7:26
構造分析見所1物語 8:03
構造分析見所2キャラクター7:59
構造分析見所3演出、設計 7:33
執筆フローに当てはめてみる1 物語7:33
執筆フローに当てはめてみる2 キャラクター7:46
執筆フローに当てはめてみる3 演出、設計6:14
オリジナルに置き換えてみる8:07
検証 5:04
エンディング7:41
全28レクチャー視聴総時間4:26:59
シナリオ脚本実践道場はシナリオ脚本の具体的かつ実践的な取り組みを紹介するコンテンツです。
シナリオ脚本が実際に書けるようになるための訓練プログラムでございます。
訓練ですので、道場と付けました。
このレクチャーはシナリオの執筆や創作をこれからしてみようとお考えのいわゆる執筆初心者の方が主な対象者です。
特にシナリオを勉強してみたけれど実際に書けるようになるにはどうすればいいのか分からない、何から初めていいのか分からない、という方を想定しています。
ただし受講には前提条件があります。
このレクチャーはUdemyのシナリオ入門レクチャーの続編として作りました。
執筆術としては初心者向けではありますが、シナリオ脚本について全くの何もご存じでない方、そもそもシナリオってどんなものといった極基本的な知識のない方に向けられていません。
柱の意味、ト書きの記述方法、セリフに書く内容、原稿用紙に書く書き方書式も全く知らない方は一応対象としていません。
一応としたのは、例えシナリオの書き方書式がわからなくてもこのシナリオ脚本実践道場を見ていただいても構わないし、そこからご自身で足らない部分を補いながら進んでいかれても、取り組みとして間違いじゃないから、です。
ただ、私は基礎知識のある方を前提で話をしているので全くの初心者が理解できるかどうかが分かりません。
もしかしたらちょっと無理があるかもしれません。
故に前提を設けました。
もしあなたがシナリオについて何もご存じでなければこの道場と平行してシナリオを知って頂く必要がございます。
出来ればユーデミーのシナリオ入門レクチャーをご覧になってからこの道場に入ってもらいたいのですが、別に私のレクチャーにこだわる必要もありません。
他の方のレクチャーや書籍等で勉強されてもかまいません。
とりあえずでも柱って何?ト書きってどう書くの、セリフってどんな書式、シナリオを執筆する工程ってどうなっているの、そういった概要を理解されてからシナリオ脚本実践道場に取り組んでいただければ自然かな、と思います。
当講座ではあなたの能動的な行動を求めます。
実際にやってもらわないと始まりません。
シナリオが書けるようになるために必要な時間、掛ける手間、そして完了させる意思が必要なことは言うまでもありません。
面倒くさいことをたくさん言いますので、例えば仕事で忙しくて書けない方はやめておいた方がいいと思います。
面倒くさいことばかりのシナリオ脚本実践道場は、それでも実際のシナリオ執筆の1/4程度の作業量です。
それすらもご自身でプロデュースできない方であるならシナリオをはじめとする創作活動はあなたに向いていませんので、取り組もうとするだけ無駄になります。
ちょっと厳しい言い方ですが、出来なければ途中で止めればいいと思っている方が大多数なので、あえて言わせて頂きます。
必死にこのレクチャーを作った私的には取り組むにあたり一定の覚悟を求めます。
やってもらうこと自体は至って単純です、難しくありません。
ちゃんと時間を作って、ちゃんとレクチャーで申すことを実践頂ければ必ず結果が出るようなものです。
それでは当講座で何を行うか、お話しいたします。
シナリオ脚本実践道場のメイン作業はミメーシスです、模写ですね。
行動としては「真似から入る」ということです。
「真似が上手く出来たら次は自分の番」これがメインコンセプトです。
いきなりあなただけで創作しなさいとは言いません、そんな無茶ぶりはいたしません。
そんなの、例え尺の短いシナリオ、ペラ5枚以下のボリュームだって難しすぎて書けません。
そんなムリなことは求めません。
まず始めに実際の映像作品からシナリオとして真似てもらいます、それも真似る作品は取り組むあなた自身に選んでもらいます。
その結果どうなるか、といいますとシナリオ本文が書ける素体があなたの中に出来上がります。
やることは模倣にすぎませんがそれは無理なくシナリオ執筆を体験してもらう、という目的があります。
真似することは単なる戦術であって真似そのものが目的ではありません。
ミメーシスを通じて大量の文字を書く練習、シナリオ書式に従った実践の執筆体験のほか、あなたの現在位置の確認や足らない部分をあぶり出します。
何よりこれからあなたがシナリオを書こうとしているという前提がありますので、ミメーシスを通じてあなたの「好き」という感情を明確化します。
あなたの好きを見つめてそのジャンルの専門家と位置づけることをいたします。
さらに創作するにあたりあなたが感じた課題を解消していただきます。
このあたり、実際のシナリオスクールでは何も教えずにいきなり創作することから書かせています。
それは実際にやってみると分かりますがたった4、5枚程度のシナリオでもそうとう苦労します。
その苦労は残念ながら創作や力量と関係ありません。
こなせる枚数が増えてもそのまま、ただ出来ない、分からない、書けないで終わります。
意味がありません、書けないまま少しずつボリュームを増やしながらただただひたすら書かせます。
それでも出来ない分からない書けない、といった問題の解決に至りません。
私のレクチャーのオリジナルとはこういったムリを無理なくこなせる合理性に基づいて作られています。
ただし、手間は掛かります。
この手間をかける価値は、特に長い文章を普段書き慣れていない方にはとてもいい訓練になるはずです。