このコースは子どもがひとりでも自分でパソコンを操作してSCRATCHを学べるようにと考えられた講座です。
このコースの目的は単にSCRATCHでプログラムをつくる方法を学ぶことではありません。子どもたちがすべての学習の基本になる「論理的にものごとを考える力」を育むことを目的にこの講座は開発されました。
そのために「ひとりでできる」ことをこの講座では重視しています。大人の助言や発想でプログラムを組み立てるのではなく、自由に創造力を発揮して子どもに自主的にプログラムをする力を身につけることです。
みかけ上の難易度の高いプログラムを子どもに押しつけるのではなく、子どもたちが自分で考え、プログラムし、問題を解決できるレベルの作品を集中して学ぶことができます。
このコースでは最初に大人がパソコンの環境を設定してあげれば、子どもがこの動画を見て、自分でパソコンを操作してSCRATCHでプログラミングの学習を行う事ができるように設計されています。
どんな人に適した講座か
プログラミングを通してお子さんに論理的な思考力を身につけてもらいたい方
SCRATCHでお子さんといっしょにプログラミングをしたい方
学校で始まるプログラミングの授業の準備をしたい保護者の方や先生
自分でゲームのプログラムをしてみたいお子さん
SCRATCHでコンピューターゲームをつくろう
・ブロック(積み木)を積み重ねるのと同じようにしてプログラミングをするので、文字を入力する必要はありません
・命令や構文はすべてスクリプトというブロックにされているので、それを規則にしたがって組み合わせることでプログラミングの基本が理解できます。
・お子さんひとりでも分かるように、コース内容も子どもの目線で説明されています。
・子どもたちが興味をもつキャラクターや物語で内容を構成しています。
・子どもの集中力に合わせて1つのコースの時間を短く構成しています。
・ご家族や兄弟で一緒に楽しみながらプログラミングして共同で作品をつくることもできます。
プログラミングを通して身につける論理的な思考力
SCRATCHはプログラミングを学ぶためのツールですが、プログラマになるための職業訓練講座ではありません。知識としてのプログラミング技術ではなく、論理的にものごとを考える力を養う教育プログラムです。
このコースでは、子どもたちの論理的な思考力を高めることに重点を置き、子どもたちが自分で考え問題が解決できるように設計されています。
学習内容
7つのセクション、45本のビデオ、4つのサンプルファイルを含んだ合計4時間のコースです。
最初のセクションでは大人の方へ、お子さんが一人で扱えるよう準備する方法を説明しています。
第2~第5までのセクションではお子さんが一人でもできるように簡単な操作から少し高度なプログラムまでを収録しています。
第6、第7のセクションは小学生のお子さんには少し高度な内容です。保護者の方や上級生のご兄弟で協力して取り組まれるといいでしょう。もちろんプログラミングが大好きでどんどんやりたいというお子さんには丁度いい難度の教材になります。
日本語のプログラミング用語で解説されていますが、内容はそのまま英語のプログラム用語に置き換えが可能です。そのため高学年や中高生のお子さんには英語学習の勉強にもなります。