こんにちは。講師の一ノ瀬朋子です。
いきなりですが、『ピアノが両手で弾けない人』は、どうしたら弾けるようになると思いますか?
ポイントは3つある、と考えています。
まず一つは、自分はできると信じることです。
ちょっとやりかけて「やっぱり難しいからしない」とか、やらないうちから「それはできないでしょう」と簡単に諦めてしまう人が多いのは、本当にもったいないですよね。小さな『できる』を積み上げて、前に進んでいただきたいと思います。
二つ目は、目標を持つことです。
両手でどんな曲を、誰の前でいつ演奏して、なんと言ってもらいたいのか。どんな気分になりたいのか。という目標です。具体的に紙に書いて見えるようにした方が、目標達成しやすいですよね。
三つ目は、正しい練習を習慣化することです。
「ピアノを弾きたい」と思う人は、正しい練習の習慣化によって誰でも両手で弾けるようになります。
『習慣化の法則』で新たに習慣にしたいことを21日間意識し続ければ、最初は意識した行動が*無意識の行動となり、定着します。ですから、正しい練習方法を毎日続ければ、新たな習慣『ピアノを両手で弾く』ができるようになります。
日数についてはさまざまな説がありますが、正しい練習方法を続ければ、意識しなくても両手が別々に動いてピアノが弾けるようになる、ということになりますよね。
今回、『ピアノ独学応援!両手で白鍵だけのハ長調音階と和音、楽譜も簡単に読み書きできる初心者専用コース』を作りました。
白鍵だけのハ長調の音階というのは、ドレミファソラシドなんですけど
2オクターブと言って、さらに重ねるので
まずピアノの真ん中のドより2番目の左のドに左手の小指を置き
真ん中のドに右手の親指を置いて
両手の全部の指を使って
ドレミファソラシドレミファソラシと上り、
ドシラソファミレドシラソファミレド、とくだり
決めの和音(カデンツと言います)を両手で4つ弾くまでのコースです。
これは、全音楽譜出版社の『全訳ハノンピアノ教本』の音階練習をより弾きやすくアレンジしたものです。
ピアノを弾く人にとっては、基本であり基礎です。
基礎といっても綺麗に決まれば、聴いた人から「かっこいい」と思ってもらえる小さな曲でもあります。
ぜひ独学中の方にはチャレンジしていただきたい、と思い、作成しました。
両手でピアノを弾く、ということは、目と耳と腕や指を同時に使うことであり、音感や記憶のトレーニングにもなりますよね。
健康でピアノを楽しみ、いい音を出すためのエクササイズもつけております。
このハ長調音階と和音のコースをやり遂げ、さらに練習を重ねていくと
『弾きたい曲が弾ける』
『頭に浮かんだ曲が楽譜に書ける』
『歌や楽器の伴奏ができる』
ようになります。
このコースでは、一つ一つのワークが誰でも取り組みやすいものになっていますので、楽しんで続けていただけたら嬉しいです。
こんな方が対象です。
子どもの頃に習えなかったピアノに、今チャレンジしたい。
結婚式等のアトラクションで、ピアノを弾いて驚かせたい。
中途半端に習ったピアノを基礎から学んでカッコよく弾きたい。
楽譜の読み書きができるようになりたい。
まとまった練習時間が取れないけど、ピアノを弾きたい。
保育士や幼稚園教諭、または免許取得中の方で、ピアノの演奏や伴奏をしたい方
このコースで学べることは
『両手で白鍵だけで弾ける(ハ長調)音階と和音を弾く』
『楽譜について学ぶ』
『音符を読む』
『楽譜を書く』
『弾きやすい椅子の高さと姿勢』
『手のフォーム』
『いい音で弾くために腕や肩、身体のエクササイズ』
『聴音(聞き取って楽譜に書く)練習』
『和音で伴奏練習』〜もみじ、きらきら星、野ばら、峠の我が家、の一部に簡単伴奏付け
『練習を習慣化する方法』
です。
少しずつ段階を重ねながらトレーニングするので、無理がない方法です。
ここで簡単な自己紹介をさせていただきます。
受講生様の可能性を引き出す音楽講師、一ノ瀬朋子です。
3歳からピアノを習っていましたが、中学の吹奏楽部で始めたクラリネットが面白くなり、部は全国大会で金賞受賞。一方ピアノは、優しい先生のもと、のんびり楽しく弾いていたのです。ところが高校生の頃、教員を目指してクラリネットで音楽大学を受験しようとした時、自分のピアノのレベルの低さに危機感を感じました。
急遽指導をお願いした先生からは『はちゃめちゃな指使い』『指が寝ていて動きにくく響かないタッチ』『猫背』と指摘され、「今までいったい何をしていたんだろう」と挫折感を味わいました。そこで猛烈に学び直し、音大に合格することができました。
その経験から、習い始めから正しいフォームや指使いをする重要性、姿勢や楽典などの知識を得る必要を感じました。
卒業後はピアノやクラリネットを教えるようになり、
地元FMや図書館、施設で毎月演奏しています。
忙しい毎日の中で、効率よく練習したいと、私自身も音階練習を取り入れています。
目の前の生徒さんの可能性を広げるコーチングと、想いを伝えるライティングを学び、
教室運営歴30年の今では、音楽教室の他の活動として、電子書籍を2冊出版、Kindle出版サポートとして8名の受講生様全員にカテゴリー一位を獲得していただき、ストアカでピアノを400回以上教えた上に高評価をいただき、プラチナバッジ講師となりました。
自分自身の三人の子どもの子育てと、同居の義父母の認知症介護や仕事を通じて、音感トレーニングが脳を鍛えることを実感し、『育脳音感』で商標登録取得。
生徒様からは、「わかりやすい」「音階練習や聴音練習が大好きです」「オンラインでも対面以上に細やかな指導ですね」「心に寄り添ってもらって嬉しい」とご好評いただいています。
一人でも多くの方が、両手でピアノを弾くことで、音楽を一生の友人として心豊かに過ごしていただけるよう発信し続けます。
このコースは、左右の手の指番号や、指くぐり、指超えなど指使いを徹底して学びます。これにより、滑らかで美しいピアノが弾けます。
ピアノをよりカッコよく弾くために、手拍子でビートやリズムを感じます。
安全に楽に練習するためのエクササイズをお伝えしています。(カイロ整体レディキュア 川口美佳子氏監修)
楽譜が読めるよう、ピアノの音を『聴いて』『書いて』『弾く』の3ステップで無理のない学習設計をしました。簡単な振り返りチェックもあるので、復習しながらプログラムを進められます。
練習したことが実力になる習慣化のコツをお伝えしています。
ピアノで白鍵だけのハ長調音階と和音を両手でカッコ良く弾くことを目標に、音楽の基礎トレーニングを一緒に学んでいきましょう。
ぜひ、コースに参加してくださいね。
そして、たくさんの中から見つけてくださりありがとうございます。
それではコースの中でまたお会いしましょう。