デザイナー&Webサイト制作者が最低限おさえておきたい集客・販売のためのマーケティング概論(社長やクライアントの頭の中)

マーケティングを学べばデザインが変わります。売上に貢献するHPやLPに共通する思考を知っておけば、自分のデザイン案を通すための説得力が増します。

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デザイナー&Webサイト制作者が最低限おさえておきたい集客・販売のためのマーケティング概論(社長やクライアントの頭の中)

What You Will Learn!

  • Webサイトにとって大事なこと
  • Webデザイナーが知るべきマーケティング
  • どうすれば集客して販売まで導けるか
  • 見込み客が購入に至るまでの流れ
  • どうやってニーズをリサーチするか
  • 見込み客に興味を持ってもらう方法
  • 見込み客に欲しいと思わせる売り方
  • 見込み客へのアプローチ手法
  • Webサイトで売る商品やサービスの本質
  • LPから商品が売れる流れとは
  • いい商品・サービスなのにWebサイトから売れない理由
  • 競合と商品が被った場合の考え方
  • 商品をストーリーにして販売する
  • 人が集まるキャッチコピー、メッセージ
  • 売ることに対する苦手意識の払拭
  • 短期と長期で売上を伸ばす手段
  • LTVを最大化するためのセールス

Description

「ファイト・イッパーツ!」という台詞のCMを見たことがありますか?

僕が子供の頃は、マッチョな男性2人が崖の上で叫び合うCMがよく流れていました

大正製薬の栄養ドリンク「リポビタンD」ですね


1962年に日本で発売されて、『疲労回復』のメッセージで大ヒットしました

では、今のエナジードリンク市場のトップは何だと思いますか?

タイで生まれ、今や世界160カ国以上で販売されてます

リポビタンDの20倍くらい売れてる商品


Red Bull(レッドブル)」です

レッドブルは実質マーケティング会社です

「生産」も「物流」も自社でやってないんですね

飲料メーカーって大体、自社で工場もトラックも持ってるんですけど、レッドブルは外注です

その変わり、マーケティングに注力しました

大企業なら、宣伝を広告代理店に任せるケースが多いと思うんですけど、レッドブルは逆です


自ら宣伝を行い、しかも売上の約3割を広告に使います

レッドブル、翼を授ける

このキャッチコピーで、レッドブルはエナジードリング市場の天下をとりました

エナジードリンクといえば、疲労回復というイメージをひっくり返したんですね

エナジードリンクは、エキサイティングな体験なんだという新たなイメージを作りました


疲れを癒やすために飲むんじゃなくて、パフォーマンスを高めたり、テンションを上げるために飲むんだよと

その位置づけを広めるために、SNSを重視したプロモーションをやったり、クラブやバーでキャンペーンもしてきました

ダンサーやミュージシャン、DJのコンテストをやって、パフォーマンスの前に出演者にレッドブルを飲んでもらうんですね


その姿や感想をSNSで発信することで、レッドブルは「イケてる飲み物」として若者の間に広まっていきます

その他にも、パラグライダー、カヤック、マウンテンバイク、モータースポーツ、ウィンドサーフィン、エアレース、クリフダイビングといった、エキサイティングなスポーツのスポンサーをやりながら、レッドブルのイメージ認知を広めていきました

レッドブルはエナジードリング自体で集客しているのではなく、コンテンツで集客しています


人々は商品に引き寄せられるのではく、ダンサーやミュージシャン、DJ,スポーツ選手の活動する姿、つまりコンテンツに引き寄せられます

WEBサイトで集客して販売するにしても、必ずこのマーケティングの思考は必要になります


Webサイト制作者のやるべきことは「集客」と「販売」の2つしかりません

自社の商品やサービスに興味のある見込み客だけを集める

効果的なメッセージを投げかけていき、購入してもらう


僕は元々、新卒で営業をやって全く結果が出せず、逃げるようにしてWebデザイナーになって、サイト制作も行うようになりました

すると会社の先輩から、君の作ったWebサイトには見込み客も集まらないし購入に繋がらないと言われて、マーケティングについて色んなことを教わりました


自分でもたくさん本を読んで勉強しました

googleアナリティクスとかサーチコンソール、ヒートマップを使って、Webサイトを数値で見るようになりました

集めて売るだけのシンプルなことが、実はすごく難しいことなんだと知りました


マーケティングは学問であり、経営でもあります

そして僕たちWebサイト制作者、運営者にとっては実務そのものです


・P.F.ドラッカー『マネジメント』

マーケティングの理想は、販売を不要にすることである

マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである


・稲盛和夫(京セラ・第二電電(現・KDDI)創業、日本航空(JAL)を再建)

経営とは非常にシンプルなもので、その基本はいかにして売上を大きくし、いかにして使う経費を小さくするかということに尽きます

利益とはその差であって、結果として出てくるものにすぎません

したがって私たちはいつも売上をより大きくすること、経費をより小さくすることを考えていればよいのです


僕たちHP、LP、ブログを作る人間がやることは、カッコいいデザインを作ることでもなければ、オシャレな言葉を投げかけることでもありません

企業がターゲットとする見込み客を反応させること

渋谷のギャルと青森のマグロ漁師とに対するWebサイトのキャッチコピーやビジュアルが全く違うのは当たり前ですね


ターゲットに最適化された言葉や見た目を作ることが集客に繋がります

ターゲットの心や思考を理解しているからこそ、痛みに共感して問題解決のための商品・サービスをオファーできます

ハッキリ言って、売上を生み出さないHP、LP、ブログに、商業的な意味で存在価値はありません


クリック率(CTR)やコンバージョン率=成約率(CVR)が最大となるための仮説を立て、テストと分析を繰り返す

ちょっとずつ、最も売り上げるWebサイトに近づけていく

そのための考え方や手法を知ることが、これからWeb業界で生き残るための生存戦略だと言えるでしょう

Who Should Attend!

  • Webサイトを商業的に成功させたい
  • Webデザイナーを仕事にしたい
  • Webマーケティングの学習を本格的に始めようと思っている
  • フリーランスのWebサイト制作者になりたい
  • 新入社員
  • 若手社員

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  • Marketing Strategy
  • Marketing Analytics
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