このコースで学べることは何か、一言でいうと「モデリングから画像出力までのざっくりとした全体像の把握」です。机と椅子のモデリングをやって、カメラを置いて、ライトを作って、マテリアルで質感を表現して、最終的に1枚の画像として出力するという大まかな流れを学んでいただきます。Cinema4Dで行う3D作業の土台となる内容を理解していただけると思います。
1.モデリング
・机と椅子それぞれ別プロジェクトで作成
・新規プロジェクトで机と椅子を同じシーンに配置
・床の作成、机と椅子の位置関係を調整
2.カメラ
・カメラの設置
・デフォルトカメラとの切替について
・焦点距離の設定
3.ライト
・放射タイプと影のタイプの理解
・ライトを設定して配置
・グローバルイルミネーションについて
4.マテリアル
・空と天井の作成
・アンビエントオクルージョンについて
・机と椅子のマテリアル作成
5.出力
・背景の作成(地平線の消去)
・最終調整と出力設定
・画像として出力
初めて作品作りをしていくという方向けに、レクチャー内では各ステップについて具体的に解説しています。このコースで作品作りを経験していただいたうえで、Cinema4Dを今後も続けていくかどうか考えてみてください。大変なレクチャーもあるかもしれませんが、きっとCinema4Dの魅力を再確認することになるでしょう。ひとりでもCinema4Dユーザーが増えると嬉しく思います。